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【専門医監修】長引く下痢や血便は危険?潰瘍性大腸炎の初期症状と放置リスク

こんにちは、なかすじR内科・内視鏡クリニックです。

「いつもの胃腸炎だろう」「切れ痔だから様子を見よう」と、長引く下痢や血便を放置していませんか?

その症状の裏には、「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」という重大な病気が隠れているかもしれません。

今回は、潰瘍性大腸炎の初期症状や放置するリスク、そして早期発見に不可欠な「大腸カメラ検査」について分かりやすく解説します。

1. 潰瘍性大腸炎の「初期症状」と特徴

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こり、ただれや潰瘍ができる国の指定難病です。現在、日本国内に22万人以上の患者様がおり、20〜30代の若年層を中心に、近年は中高年での発症も増えています。

<見逃してはいけない初期サイン

  • 長期間治らない下痢: 市販薬を飲んでも改善せず、数週間〜数ヶ月続きます。
  • 血便・粘血便: 便に赤い血や、ドロドロとした粘液が混じります。

これらは一般的な胃腸炎や痔の症状と似ているため、自己判断で見逃されやすいので注意が必要です。

2. 放置するとどうなる?知っておくべき重篤なリスク

潰瘍性大腸炎は自然に治る病気ではありません。治療せずに放置すると、炎症が悪化して以下のリスクが高まります。

  • 日常生活への支障: 1日に10〜20回以上も激しい下痢でトイレに駆け込むようになり、外出や仕事が困難になります。大量の血便による重度の貧血や倦怠感も引き起こします。
  • 命に関わる合併症: 大腸の壁に穴が開く(大腸穿孔)などして、大腸をすべて摘出する緊急手術が必要になるケースがあります。
  • 大腸がんのリスク: 炎症が7年〜10年以上と長期間続くと、健康な人に比べて大腸がんを発症する危険性が大幅に高まります。

3. 正確な診断には「大腸カメラ検査」が絶対に必要

潰瘍性大腸炎の診断や治療方針を決めるうえで、大腸の内部を直接観察する「大腸カメラ検査」が最も重要です。

血液検査や便の検査だけでは、この病気を確定診断することはできません。カメラで炎症の広がりを直接目で確認し、粘膜の組織を一部採取して調べる(生検)ことで、初めて正しい診断と適切な治療が可能になります。

また、症状が落ち着いた後(寛解期)も、炎症の再燃(再発)や大腸がんの予防のために定期的な大腸カメラ検査が不可欠です。

4. 潰瘍性大腸炎の診察における当院の特徴・サポート体制

宝塚市や中山寺駅周辺にお住まいで、お腹の不調にお悩みの方はぜひ当院へご相談ください。当院の潰瘍性大腸炎の診療には、以下のような強みがあります。

  • 消化器内科専門医、内視鏡専門医の院長が診断から治療まで担当

日本消化器病学会認定の「消化器病専門医」および日本消化器内視鏡学会認定の「消化器内視鏡専門医」である院長が、すべての診察と治療を責任を持って担当します。専門性の高い知識と経験をもとに、見逃しのない的確な診断を行います。

  • 苦痛の少ない「鎮静剤を使用した大腸カメラ」

「痛そう・怖い」という不安を解消するため、鎮静剤を使用した眠っているような状態での検査を積極的に行っています。お腹の張りを軽減する炭酸ガスシステムや高度な挿入技術により、徹底して苦痛を抑えます。

  • ガイドラインに基づく最適な「薬物療法」と日常サポート

最新の治療ガイドラインに基づき、5-ASA製剤(内服薬)や、患部に直接届く坐薬・注腸薬などを適切に組み合わせ、健康な人と変わらない日常生活を送れるようサポートします。また、一般的な内科診療も行う「かかりつけ医」として、日々の体調管理や食事指導までトータルで優しく寄り添います。

  • 兵庫医科大学など、IBD専門施設との強固な連携体制

潰瘍性大腸炎は時として急激に病状が悪化することがあります。当院では、万が一入院加療や高度な専門治療が必要になった場合に備え、兵庫医科大学をはじめとした国内トップクラスのIBD(炎症性腸疾患)専門施設と密な連携をとっています。クリニックでありながら、迅速かつシームレスに高度医療へつなげる万全の体制です。

まとめ

長引く下痢や血便を我慢して放置することは、大きなリスクを伴います。

潰瘍性大腸炎は、早期に発見して専門医のもとで適切な治療を始めれば、健康な人と変わらない日常生活を送ることができる病気です。

当院では、日々の丁寧な通院治療から、万が一の際の高次医療機関へのバックアップ体制までしっかりと整えています。少しでも便通の異常や不安を感じている方は、決して我慢せず、お気軽に当院へご相談ください。

■ なかすじR内科・内視鏡クリニック