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内視鏡検査【胃カメラ・大腸カメラ】前の食事について
こんにちは。
宝塚市の内科医院【なかすじR内科・内視鏡クリニック】です。
内視鏡検査を効果的かつスムーズに行うためには、胃や腸の中を撮影しやすいようにキレイにしておく必要があります。
そのためには、検査前の食事のコントロールがとても重要です。
今回のコラムでは、内視鏡検査の前の食事について、胃カメラと大腸カメラに分けて解説いたします。
胃カメラ検査前の食事
胃カメラ検査前の食事についてお伝えいたします。
【胃カメラ】前日の食事
朝と昼はいつも通りに食事をしてください。
夜は9時までに、次のような消化に良いものを食べるといいでしょう。
・おかゆ
・うどん
・あまり具がないスープなど
脂分の多いものや、食物繊維が豊富な野菜やきのこ類は、消化が悪いため胃の中に残ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
過度な飲酒も控えてください。
夜の9時以降は絶食とし、基本的には水、お茶、スポーツ飲料などの胃に負担をかけないものを飲みましょう。
【胃カメラ】当日の食事
朝食は絶食ですが、水分は検査の直前までお飲みいただけます。
大腸カメラ検査前の食事
大腸カメラの検査前の食事について、お伝えいたします。
【大腸カメラ】3日前の食事
腸に食べたものが残らないようにするために、脂肪分や食物繊維が少ないものを食べましょう。
・うどん
・ご飯
・パン
・ヨーグルトなどがおすすめです。
種の多い野菜や果物、いちごやキウイフルーツ、トマトなども避けてください。
【大腸カメラ】前日の食事
検査前日の朝食、昼食、夕食は、消化や排せつを考慮した、大腸検査食のエマニクリンを推奨しています。
夜9時までに夕食をすませ、その後は水、お茶、スポーツ飲料などを飲んでいただけます。
【大腸カメラ】当日の食事
食事は摂らずに水分のみとしましょう。
内視鏡検査は「なかすじR内科・内視鏡クリニック」におまかせください
ある研究によると、胃がんの発見率は、X線検査では0.07〜0.33%であったが、内視鏡検査では0.25〜0.91%でした。
内視鏡検査の方がX線検査とくらべて、胃がん発見率が約3倍も高いことが明らかになっています。
参照:J-STAGE 日本消化器病学会雑誌 第117巻 第6号|胃癌検診の時代的変遷 胃がんの内視鏡検診 p470 >
がんの早期発見・早期治療のために内視鏡検査をご検討中の方は、宝塚市の内科医院【なかすじR内科・内視鏡クリニック】へご相談ください。
患者さんお一人お一人に合わせた苦痛の少ない検査方法をご提案いたします。
胃カメラと大腸カメラを、同日に行うこともできます。