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【宝塚市の消化器内科】内視鏡検査後の食事や気をつけること

こんにちは。
宝塚市の内科医院【なかすじR内科・内視鏡クリニック】です。
 
内視鏡検査の前は、効果的に検査を行うために食事制限が設けられます。
内視鏡検査の後も、病変部の処置や麻酔の影響のために、食事を開始するタイミングや食事内容に気をつける必要があることをご存じでしょうか。
 
今回は、内視鏡検査後の飲食の開始時期食事内容の注意点についてお伝えいたします。
 
 

食事をするのは麻酔が切れてからにしましょう

麻酔を使用した検査の後は、ふらつきや眠気などが現れる場合があります。
さらに麻酔の影響で、飲み込む機能が低下し、本来なら食道に流れるはずの飲食物が気管に誤って入ってしまう可能性もあるのです。
 
麻酔の効果は約1時間ほどで減退するため、飲食は検査が終わってから1時間以上経過してからにしましょう。
最初は少しずつ水を飲んでください。
むせたり、気分が悪くなったりしなければ、お食事していただいて問題ありません。
お食事も最初は少しずつ、胃や腸に負担をかけないものを食べましょう。
担当医師から指示などがなければ、翌日から通常通りの食事をしていただけます。
 
 

ポリープなどの組織を採取した場合の食事について

内視鏡検査の時に、組織の採取や切除を行った場合は、消化によい食事を摂るようにしましょう。
下記メニューを参考に、胃や腸に優しいお食事を心がけてください。

・軟らかいご飯、おかゆ、うどん
・煮魚、鶏のささみ肉
・みそ汁、野菜スープ
・りんご、バナナ
・ヨーグルト、プリン
・麦茶、スポーツドリンク など

脂質が多い食事や香辛料が効いた刺激物は、次のような症状を起こす危険性があるため、控えてください。

・胃や腸に負担をかける
・組織を採取した箇所からの出血

ポリープなどの組織を採取した箇所は、出血しやすい状態となっています。
アルコールや刺激物を摂取することで、血管が広がって血流量が上昇し、出血リスクとなるのです。
研究結果によると、内視鏡で行った大腸ポリープ切除術の術後出血が3.3%あったという報告があります。
 

参照:J-STAGE 日本消化器内視鏡学会雑誌 Vol.47(11),Nov.2005|内視鏡的大腸ポリープ切除術後の術後出血の危険因子に関する臨床的研究 p2512 >

 
出血リスクに避けるためにも、胃や腸に負担をかけるような食べものや飲みものは控えるようにしましょう。
 
 

内視鏡検査は「なかすじR内科・内視鏡クリニック」におまかせください

宝塚市の内科医院【なかすじR内科・内視鏡クリニック】は、胃カメラと大腸カメラを同日に受けていただくことが可能です。
お食事の制限やクリニックへの通院が一度ですむため、患者さまの心身や時間の負担軽減につながります。
 

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